
最近バイナリーオプションについて調べていたらモンテカルロ法という資金管理の方法を見つけました。
どうやらマーチンゲール法をマイルドにした感じの損益になるようですが果たしてこれはバイナリーオプションで有効な資金管理法なのでしょうか?
今回はそんなバイナリーオプションとモンテカルロ法についての解説を行っていきます。
- そもそもモンテカルロ法って何?
- バイナリーオプションのモンテカルロ法やり方解説
- モンテカルロ法はバイナリーオプションで使える?
そもそもモンテカルロ法って何?

バイナリーオプションでもマーチンゲール法はよく聞くのですがモンテカルロ法とはいったい何なのでしょうか?
まずはモンテカルロ法というものがどういうものなのか解説をしていきます。
モンテカルロ法の名前の由来
モンテカルロ法という名前はカジノで有名なモナコ公国の4つの地区の1つのモンテカルロから名付けられたそうです。そのまま地名が名前になったんですね。
モンテカルロのカジノを潰した攻略法だから「モンテカルロ法」という名前だと噂されていることもありますが真偽は定かではありません。
まぁ攻略法一つでカジノが潰れるのならば今ごろ世界からカジノが消えてなくなっているような気がしなくもないですが…(笑)
モンテカルロ法ってどんなもの?
モンテカルロ法はもともとカジノなどギャンブルで用いられた攻略法であり、マーチンゲールのように賭け金を増やしていく攻略法になっています。
マーチンゲール法に比べるとモンテカルロ法はマイルドと最初にいった通り、元の1000倍以上資金が必要になることはまずないと言っていいです。
ただし一度の勝利ですべての負けを取り戻すわけではないのでマーチンゲールに比べると派手さには欠けるかもしれません。
細かい手順についてはこの後説明します。
バイナリーオプションのモンテカルロ法やり方解説

モンテカルロ法はもともとカジノなどギャンブルで用いられた攻略法であるため、賭けの倍率によって多少やり方が変わってきます。
なので今回はバイナリーオプションの倍率に近い2倍の倍率の方法でモンテカルロ法の解説をしていきたいと思います。
バイナリーオプションでのモンテカルロ法のやり方!
今回のモンテカルロ法は一度勝ったらリセットいうわけではなくルールが少し複雑なので暗算で行うのは大変だと思います。紙とペンは用意しておくとよいでしょう。
まずは次のように連続した3つの整数を用意します。ついでに取引を行える最低金額以上の金額も設定しておきましょう。とりあえず今回は1000円とします。
【1 2 3】
次は左右の数字を足します。この場合は1+3=4です。この4に最初に決めた金額を掛けたものがエントリーする金額になります。1000円×4で今回は4000円のエントリーですね。
負けた場合
負けた場合は一番右端にさっき出した数字を追加します。次のようになります。
【1 2 3 4】
次に取引で掛ける数字は左右端の1+4で5になります。つまり最初に決めた1000円×5で5000円のエントリーを行います。
勝った場合
勝った場合は数字の追加を行わずに使った数字、つまり左右端の数字を削除します。先ほど負けた後に勝った場合で説明します。
【2 3】
左右端の1と4が消え、次に行う取引金額は2+3で最初に決めた金額の5倍、つまり1000円×5で5000円になります。
これを数字が残り1つかなくなるまで続けます。以上がバイナリーオプションのモンテカルロ法の手順となります。
モンテカルロ法はバイナリーオプションで使える?

モンテカルロ法のやり方について説明はしましたのでここからはバイナリーオプションに有効なのかどうかについて解説していきます。
モンテカルロ法の検証
とりあえずマーチンゲールでもやったように適当にシミュレーションしてみましょう。
ペイアウト率は2倍で基準になる金額は1000円で取引を行います。勝敗は10戦くらいで終わるように適当です。

勝敗は4勝6敗で負け越していますが損益は0です。勝ち負けのパターンを変えてもワンセット終了ごとの損益は大きくなることは少なかったです。
バイナリーオプションにモンテカルロ法は有効か?
バイナリーオプションにモンテカルロ法は有効か?ということですが、資金に余裕がある人なら割とよいのではないでしょうか?
少なくともあっという間にとんでもない取引金額になる可能性の高いマーチンゲール法よりは圧倒的におすすめすることができます。
ただマーチンゲールのように大きく負けを取り返すことはできませんし、ワンセット終わらせれば必ず損益がプラスになるとも限りません。また、ペイアウト率も2倍の取引は少ないので注意が必要です。
バイナリーオプションで勝つためには資金管理も大事ですが、勝率を上げることも忘れないようにしましょう。